フィンランド駅へ 革命の世紀の群像(上)
エドマンド・ウィルソン・著 岡本正明・訳
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- フィンランド駅へ 上 革命の世紀の群像
著者 | エドマンド・ウィルソン・著 岡本正明・訳 |
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出版社 | みすず書房 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 384 頁 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784622046783 |
商品内容
第一次世界大戦中の1917年4月、レーニンは亡命先のスイスで「ロシア革命、勃発」の報を受け、「封印列車」に乗って、ペトログラードの「フィンランド駅」まで戻ってきた。そして駅前を埋めた数万の労働者を前に最初の演説をする。それに続く一連のできごとは、20世紀の運命を決した。しかし「フィンランド駅」を一つの頂点とする“革命の伝統”は、いつ、どこで、誰によって、用意されたのか、これが本書のテーマである。すべては、19世紀前半のフランスの歴史家ミシュレが「ヴィーコを発見したこと」に始まった、とウィルソンはいう。ヴィーコはその100年も前に「人間の社会は人間の創造物で、神の恩籠ではない」と考えた哲学者だった。それ以降、「社会を変革する」思想の伝統は、テーヌ、ルナン、アナトール・フランスに育まれ、さらに初期の社会主義者たち——サン=シモン、バブーフ、フーリエ、オウエン、アメリカの社会主義者たち——に受け継がれ、そしてついにはマルクスとエンゲルスの独自の革命思想にいたる。ウィルソンは今世紀アメリカの卓越した批評家。ヴァレリー、ベンヤミンとともに、世界の三大批評家の一人とさえいわれる。彼の代表作の一つが、今ようやく日本に紹介される
読後レビュー
復刊投稿時のコメント
全1件
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原書は1940年に初版、1972年刊を最後に絶版だったが、2004年に再版されました。本翻訳は1999年に上・下刊発行されたが、上巻は絶版です。図書館で借りて読みましたが、20世紀最大の名著の一つ、ぜひ復刊を希望します。 (2008/06/21)GOOD!1
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